口語文芸の流れ

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川柳も俳句も同じ定型詩ですが、俳句は、主に<文語>表現しますが、川柳は<口語>が普通です。
川柳は、江戸で会話に使われていた<江戸語>がそのまま作品化されました。したがって、当時の風俗を研究する意味でも、単に歴史風俗ばかりでなく、言語的な風俗も併行して知ることができます。
今日、川柳における文語表現も試みられましたが、やはり、川柳の面白さは、それぞれの時代、地域で使われるコトバがそのまま使われることでしょう。
「大阪弁川柳」「方言川柳」といった川柳のジャンル化も行われており、話し言葉を中心とした表現が、その多様性を生み出しています。
口語文芸の系譜(詳細図)
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